MCP70-533 を受験してきました
Azure修行の一環として、マイクロソフトの認定資格(MCP)を受験してきました。試験区分はOfficeやWindowsをはじめ幅広く取り揃えられていますが、今回はもちろんAzure関連で受験してきました。
(試験の概要)
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1,000点満点中700点以上で合格、今回は53問でした。
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回答時間は120分です。申込み時に150分とアナウンスされますが、手続きやアンケート回答時間を含めた時間とのこと。
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試験に受かると、MPCのほかに「MCS: Implementing Microsoft Azure Infrastructure Solutions」もついてきます。
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あともう2つのAzure試験(70-532: ソリューションの開発、70-534: Architecting Microsoft Azure Solutions)を受けると 「MCSD: Azure Solution Architect」になれるそうです。
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受験料は19,000円、割安なバウチャーもあります。
(試験の内容)
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出題範囲はこちら。Azureのサービスの中でもインフラ寄りの知識が問われる感じです。http://www.microsoft.com/ja-jp/learning/mcp/iframe_exam.aspx?cert=1&id=70-533
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試験勉強は、Microsoft Virtual Academy に公開されているものがおすすめです。
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教材①: http://www.microsoftvirtualacademy.com/training-courses/mcp-70-533-microsoft-azure01
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教材③: http://www.microsoftvirtualacademy.com/training-courses/mcp-70-533-microsoft-azure
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全体的に、PowerShellスクリプトの記述が正確にできるかといったレベルの問いが多いので、動画やテキストを眺めるだけでなく、手を動かしながら覚えるのがよいと思います。
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7つの分野から出題されますが、どの分野からもPowerShellの問題が1つ以上出ます(たいてい3つか4つの穴埋め形式)。
(感想)
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苦手分野の問題に当たると集中力も残り時間も削られてしまうので、対象分野は一通り手を動かしてきちんと理解しておかないとという感じでした。
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クロスプラットフォームコマンドラインの問題も1題だけ出ていて驚きました。
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インスタンスのスペックを覚えておけば回答できるような問題はほぼ無く、高可用性をどうやって実現するか、コスト面を考慮するとどちらがよいか、などの現実的なシナリオに沿って構成や手順を回答するような感じでした。
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問題文からだけでは回答が一意に定まらないような問いもちらほらあったので、ある種のスルースキルというかエスパースキルを磨くためにも、試験対策的な勉強はやはり必要かなと思います。
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集中力を120分間維持するための体調管理も重要、できれば午前中の方が気力・体力とも充実していてよいのでは。
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今日の感じだと、リソースマネージャーの概念が取り入れられたりしてもそれほど問題は変わらないのではという印象。
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ちなみに、結果は無事合格でした。ベンダー資格を受けるのは実はこれが初めてだったので緊張したりいろいろとありましたが、まずは一安心。