浅草橋青空市場

Microsoft Azure のニュースや情報を中心にあれこれと

Azure AD B2CがGA(北米) / 仮想マシンのメンテナンス対策 / VNET Peeringがパブリック

「Azure の料金とサービスの更新に関するお知らせ」が届いたので、気になったものをいくつかピックアップしてみました。

Azure AD B2C が北米でGAしてました

実際に米国でテナントを作ってみると「Production-scale tenant」となりますね。

「北米」の範囲は以下の通りとのこと。結構広いです。 United States, Canada, Costa Rica, Dominican Republic, El Salvador, Guatemala, Mexico, Panama, Puerto Rico and Trinidad and Tobago.

他のリージョンは「over the next few months」とのこと。

Azure Active Directory B2C is now generally available in North America | Blog | Microsoft Azure

仮想マシンのメンテナンス対策

「Azure の料金とサービスの更新に関するお知らせ」というメールが届いた中に「Azure のインプレース仮想マシン移行による、ホスト OS 用の重要なセキュリティ更新実行時における仮想マシンの再起動の排除」とあって何かと思ったんですが、これのことですかね。

Planned maintenance for Linux VMs | Microsoft Azure

前からあったドキュメントのような…と思ったら日本語と記述が違っているので、最近更新されたんでしょうか(ちょうどGitHubが落ちていて差分が追えませんが…)。 メモリの内容を維持したまま30秒以内にライブマイグレーションするようになりつつあるようですね。 メールの方にはテンポラリディスクの内容も保持するように書いてありますが、ほんとでしょうか。

VNET Peering がパブリックプレビューとなったようです

「link two Virtual Networks in the same geo region directly」ということで、VNET間をゲートウェイ無しで接続できたり、ARM(v2)とASM(v1)の間で接続できたりするので、まずはARMへのマイグレーション用ですかね。

あとは、小さく作りすぎたサブネットを広げたり、ExpressRoute のゲートウェイを置くセグメントを作ってクラウド側の複数のサブネットをまとめてオンプレに繋ぎ込んだり、といった用途にも使えるんでしょうか。

Cloud Platform Release Announcements for July 27, 2016 | Cloud Platform News Bytes Blog

とここまで書いておいて、まだどうやって使うのか分かっていません…